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すこしのつぶやき
by tubara-tubara
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先生というもの



中学校で委員になると
もれなく
学校や教育の
裏事情がついてくる。


講演会のあと
打ち合わせというので
長い演者のお話を聞き

 
(まだかよぉと みんな思ってる)


「もうちょっといい?」

嬉々として喋る先生が
人柄がよさそうなので


さらに辛くて・・・


やっとおわったぁ



でも
校長先生あんど教頭先生は
先生のもてなしか
校長室でも
ながなーが


やっと
お見送り終了


その後保護者と
にこやかに話していた校長先生が
会話を終えて踵をかえした。


次の瞬間
同一人物かと疑うほどの
ぶっちょーづらで


「今日、遅いから今度にして!」



なんでやねん



娘の
「あいつはキライ」という言葉がよみがえり
「わたしもキライ」と思ってしまった・・・



「じゃあ、いつにしたらいいですか?」
泣き笑い顔の
わたしを
見棄てた校長ちゃん。
それをみかねた教頭先生。



「ちょっと待っていてください。」



立ち話だったけれど
こちらの申し出を断らなかった。



校長先生のような
人格者でも
「終わらない」講演会は
「かんべんしてよ~」

つらいもんなんだろうな・・・


わたしに見せたあの顔が


本当の校長ちゃんなんだろうな・・・



主人に話すと
ひとこと



「そのとおり。」



先生というもの_e0206041_23292182.jpg




後日
少しだけ
教頭先生とお話しできるようになったわたしは
またもや
お話し合いに学校へ。



そこで
ひょんなことから
今の中学生の姿を知ることになる。



「えぇ~っ! そんなことがあるんですか?」
「あるんです!」


保護者と教頭の会話に
家庭科の先生が参加して
さらに驚くことしかり。



それに
学校とは
体裁をとても気にする組織。


住んでいる区で学校を代表して
(たまたま今年じゅんばんがまわってきた)
発表するのがあちきでありんす。


年増の花魁か?



「ぶっちゃけ、学校は こういうこと言うと困りますよね?」


「うん、お母さん それは困るね。 ダメだね。」


「わかりました。また都合が悪かったら言ってください。」



お互い
この先生は
(この保護者は)


話せばわかる!と思っただろう。



話しのついでに
面白いことも教えてくれた。



ほほう
教育のプロともなると
いろんな現状をマニアックに
ご存知のはずだ。




どうでもいいんだけれど
校長先生が私に冷たい原因は
長女が、相当悪態を
ついていることも一因のようで


おまえ
内申書に
校長評価というのが
あるんだということを
知らないの。


(`ΦωΦ´) モウ テオクレダネ ウン



「あのさぁ、あんた いいかげんにしなさいよ~」



ぼやく母親に
まじめに彼女は答える。


「だって仕方ないじゃない。キモいもん。」


キモい・・・!


それだけかい?理由は?



生意気盛りの彼女には
何を言っても通じない。



かくて
我が家では
長女をキングと呼ぶようになった。


先生も生徒や保護者に
家庭で酷評され
キングのような
小悪魔がたくさんいるんだもの
たまんないだろうな。


ふと
「先生申し訳ございません」

言いたくなった。







by tubara-tubara | 2011-07-04 23:54 | むすめ